適正価格とは

プロパンガスに対する誤った認識によって、必要以上に高いガス料金を払い続けていませんか? プロパンガスの料金は、原料価格や為替の影響を受けて、変動します。 適正価格はいくらと判断すればよいのでしょうか?プロパンガス料金の内訳を理解して、適正価格でプロパンガスを契約しましょう。

適正価格のバランスを考える

プロパンガスの販売価格は販売事業者により自由に価格設定が可能な自由な業界です。 当協会が掲げている適正価格はガス会社の利益も確保した価格でありながらも、地域最安値価格帯といっても過言ではないでしょう。 ガス会社のLPG(液化石油ガス)は輸入価格によって決められてきてしまいます。輸入価格はプロパンガス輸入価格(CP・FO)と為替レート(TTS)が考慮されます。 つまり、ガソリンと同様時価であり価格は時として変わっています。サウジアラジアの国営石油会社サウジアラムコの価格を基準に連動させ、料金設定を上下させているガス会社が目立ちます。日本のご家庭まで中東から届くまでに一ヶ月のタイムラグがある事から、一ヶ月前の価格と連動させている事も多いようです。

悪質なガス会社の手法はこうした料金上下がある時勢を利用しています。料金の値下げ額より値上げ額のバランスが大きく偏り、高くなり続けている現象です。 こうした卸し値も日々変動する中である程度一定の価格帯の中で消費者の元まで届けるサービスの為、ガス会社側にもしっかりと利益があり、消費者も安心してご利用できる価格帯を当協会では適正価格としています。

料金相場が不透明なプロパンガスの料金を消費者にわかりやすくご判断していただけるようにするために、事業者が適正な利益を確保しつつ都市ガスや灯油など他のエネルギーと比較してもリーズナブルな価格となるよう、基準として「適正価格」を設けさせていただいております。 地域によっては当協会が定める適正価格の方が都市ガスよりお安くご利用できる事がある程です。

都市ガスとは使われているガスの種類が違いますが、原油価格との直接的な関連性は強くありません。しかし関連性においては、その余波により変動する事が避けられない事を考えると影響を受けているといえます。 消費者が災害にも強いプロパンガスで、料金も安心できる住宅環境になるよう当協会は全国の消費者の方へ周知活動を続けております。

平均価格が高いのは何故か

全国各地から日々多くのご相談を受けていますが8割以上は高い場合が多いです。 平均的に高くなるには理由があります。各販売店が自由に価格を決める事ができ料金を値上げする事も容易にできる点です。販売店も卸し値を予想しながら運用していかなければいけません。安定して供給ができるよう配慮した料金設定をしています。 様々な言い分が存在しているのです。 その多くは前述でも触れている卸し価格を理由としているケースが多いのです。 ご相談事例の中には3年間の間に1立方メートル辺りの従量単価が280円も上昇しているというのです。

2017年~2019年でcp価格が280円も上がり続けたタイミングがあったでしょうか?

経営が厳しく値上げされては消費者はたまりません。そのガス会社は経営が厳しいようには見受けられません。当時から多くの消費者を抱え広告も多く行っている大手ガス会社の相談事例です。 利益を更に大きくする為の戦略的値上げに他なりません。

プロパンガスに標準価格はありません

プロパンガスにはいわゆる標準価格というものはありません。 それはプロパンガスが公共料金ではなく、あくまで自由料金商品であるため、事業者が独自に価格を決定できるためです。 唯一、経産省の外郭団体である財団法人、日本エネルギー経済研究所による石油情報センターのサイトに掲載されている都道府県別の平均価格というものがありますが、これは全国的に不当に高い設定で商売している事業者が多数いる中で、それらの平均をとっているものなので、私たちが高いと指摘している料金を行政がむしろ認めてしまっているような皮肉な状況となってしまっています。

プロパンガスはいわばガス会社の言い値で決まってしまいます。

ガス会社側も物件を作る時に設備をガス会社持ちで整える事があります。つまり物件によりガス会社の負担額も違う為、価格が異なってきてしまうのです。 こうした物件毎に状況が違う中で価格設定が正しくされているかを判断するには、プロパンガス料金に関する知識が必要です。

一戸建てのプロパンガス適正価格

当協会が推奨する適正価格、一戸建ての基本料金と従量単価をご確認下さい。

基本料金 従量単価
1500〜1800円 280〜350円

当協会の適正価格は地域最安値価格帯となっております。ご相談の内容からも高いガス代をお支払の方が多いことが統計的に明白です。

一戸建ては集合住宅とは違い、設備投資が少ない事が多いです。戸建ては設備の貸与契約で10年契約などを結んでいる方であってもご相談下さい。多くの方が適正価格化に成功しています。

4人家族の場合は、年間通して7万円以上お安くなるケースもございました。 年間3万円程の削減事例が平均的に多くございます。

適正価格に見直す事で毎月のガス代が大きく変わり、生活の向上にお役立て頂けると考えています。 新築の方や中古をご購入された方などからのご相談も多いのが一戸建てです。適切なガス会社を選択する事で大きく変わります。 ご近所のガス会社の中から適正価格で提供可能なガス会社のご案内を行っております。

まずは当協会の料金無料診断にて現在の料金設定をご確認下さい。

集合住宅のプロパンガス適正価格

当協会が推奨する適正価格、一戸建ての基本料金と従量単価をご確認下さい。

基本料金 従量単価
1800〜2000円 380〜480円

当協会へのご相談は、マンション・アパートの集合住宅にお住まいの方からが半数を占めています。 集合住宅には様々な条件が課せられ、非常に高い料金設定になっている事が多いといえます。大手管理会社と業務提携をするガス会社が供給している物件は高い場合が9割を超えています。 中には管理会社が運営するガス会社となっており、高いガス料金である事をわかっていながら、ガス収益を大きくする為非常に高いガス代を請求している場合もございます。 こうした現状から適正価格に見直すには大家様の了承が必要となってしまい、スムーズなご案内ができない事が多いのも事実です。大家様はガス料金が安くなり、ガス機器故障時の保守サポートなども踏まえ問題がなければ切替に応じて頂ける事が多いのですが問題は管理会社です。大家様に話しを通して頂けず『ガスの事はガス会社に言って下さい。』と業務的なマニュアル対応が多く問題となっています。

しかも、大家様が住民の負担がどの程度のガス代かご存じでない場合が殆どです。値上げされたかどうかも把握されていない場合が多いのです。全てガス会社に任せっぱなしの大家様はご自身の物件が高いガス代であるかをご確認頂けるよう注意を呼び掛けています。

適正なガス料金に見直し、住み易い物件サポートを強く行っております。不動産関連会社からのご相談が全国各地で増えてきております。 これから物件を建てられる方は特にガス会社選びが重要です。設備投資の条件が良いガス会社はたくさんいますが、そのガス会社が負担する設備投資の全ては入居者から回収される設備投資ですから、住み易いガス環境とは言えなくなってしまうのです。

集合住宅にお住まいの方も諦めずに当協会までご相談下さい。 ご近所のガス会社の中から適正価格で提供可能なガス会社のご案内を行っております。

まずは当協会の料金無料診断にて現在の料金設定をご確認下さい。

全国のプロパンガス平均価格の実態

当協会にお問い合わせをいただいた方々の基本料金と従量単価の全国平均価格です。

基本料金 従量単価
2000円 450円

プロパンガスの料金相場と適正価格をご覧頂いてもわかる通り、高い料金でご利用されている方が多くいらっしゃいます。 ご利用中のプロパンガスが適正価格か診断致します。全国的に値上げ続きのプロパンガス業界に歯止めを掛け、適正価格のガス会社と末永いお付き合いができるようご案内しています。

前述したとおり、一戸建てより集合住宅の方が料金が高く設定されている事が多い為、大家様のガス会社選びが重要です。 当協会では、お住まいになる入居者様も大家様も安心してご契約できるガス会社のみをご案内しております。価格はもちろん、大家様のメリットも十分に考えられるガス会社と交渉しご案内しています。 大家様の手間や負担なく最適化のご案内です。

入居者様にとっても大家様にとっても、また管理会社にとっても末永くお付き合いして頂けるよう条件等を擦り合わせていき、納得して頂けるよう当協会が調整していきます。

まずはお気軽に!無料相談はこちらから